アーネスト・ヘミングウェイが八ンティングを楽しみ、「キリマンジャロの雪」を執筆した所で有名なアンボセリ。
 アプリ力最高峰キリマンジャロ山(5895m。山頂はタンザニア側)の山麓の北に広がる原野を国立公園としたもので、かつて動物保護区時代は3248kuで東京都の1.5倍だったが、1974年に国立公園になるときにわずか392kuになってしまった。
 アンボセリは、キリマンジャロ山噴火の際に噴出した土砂が作った古アンボセリ湖が干上がってできた平地で、火山灰土に覆われているので土の色は白っ茶けている。たまにアカシアの林があり、灌木がところどころに薮を作っているという典型的な乾燥地のサバンナである。その一方では、キリマンジャロ山の雪解け水が地下から湧き出て、中央の湿地帯を常に潤している。
その結果、四アンボセリ・ロッジAmboseliLodge周囲の湿地帯は、地盤沈下がはなはだしく、草原、道路の水没が進んでいる。
 しかし、湿地帯以外は年々乾燥が進み砂漠化するようで、あちこちに倒木や立ち枯れた木が見られる。乾期には草も枯れ、白っ茶けた土地が延々と続き、日中は湖の跡に大きな竜巻が何本も舞い上がっている。この砂漠化は、地球温暖化の影響、また密猟者に追われ、ここに安住の地を求めたゾウの増加によるともいわれている。

アンボセリハイライト 多様な野生動物
象の群れ オブザベーション・ヒル
キリマンジャロとサファリの夕暮れ アンボセリのロッジ


背景画像原画